映画
シネコンが主流になってから、映画は封切りされたその週か翌週くらいに観ないと、どんどん小さなスクリーンに移ってしまう。SF超大作は、できるだけ大きなスクリーンで観たいもの。「エイリアン:ロムルス」も公開からちょっと経ってしまったので、小さいスク…
「名探偵コナン」の上映が始まって、各映画館の大きなスクリーンが軒並み奪われてしまったので、品川の映画館へ。まだIMAXで上映されていたが、IMAX上映の4回のうち3回はコナンになっていた。コナンってIMAXで観る映画なの?(笑) 原爆の父を描いたというこ…
池袋のグランドシネマサンシャインまでDUNE part2を観に行った。日本では、池袋グランドシネマサンシャインと大阪の109シネマズ大阪エキスポシティの2館のみIMAXレーザー/GTテクノロジーで鑑賞できる。 DUNEは、前作同様フルIMAXで撮影されていて、通常…
上田映劇に続き、この旅二つ目の奇跡の映画館。館内は、かなり綺麗に改装されているけれど、創業は明治時代の芝居小屋に遡り、今も現役の映画館であるのが長野相生座・ロキシーだ。所有者が変われど、同じ場所で上映し続けている。そして、驚きの木造建築。…
大正6年(1917年)創業の映画館。もともとは芝居小屋だったが、昭和に入ってから映画上映に中心に。幾度かの閉館の憂き目に遭いながらも、市民の熱い思いで復活を遂げ、今も映画の定期上映が続いている。 大都市圏以外は、都市の中心部ではなく、郊外のシネ…
ヨルゴス・ランティモス監督の最新作。主演のエマ・ストーンは、製作も兼ねている。TOP女優がここまでやるのという体当たり演技。 ランティモス監督の「ロブスター」や「聖なる鹿殺し」のロケーション撮影の作品が好きだったけど、今回は舞台が19世紀ともあ…
会社帰りに日比谷シャンテに寄ったら、「宝塚歌劇・東宝を創った男 小林一三生誕150年展」という展示がやっていたので引き寄せられた。一月三日生まれなので、一三という名前なのだそう。単純だけど、シンプルなネーミング、とっても好き。 沿線にターミナル…
アンドリュー・ワイエスのような、ベルイマンのような、黒澤明のような構図に時折はっとして、心象風景のような音楽も良かった。子供の頃、大好きだった祖母が亡くなり、とても悲しかったのに、宇宙から地球を見たら、生きるってどういう意味があるんだろう…
一作目のオマージュあり、「ターミネーター」や「カサンドラクロス」のような感じもあったけど、誰を信じていいのか分からない展開の脚本はいいね。懐かしいスパイアクションで、真新しさはないけど、最後まで飽きずに楽しめた。続きは、来年なのかな? 毎回…
ピンク・フロイドの名盤「狂気:The Dark Side of the Moon」をプラネタリウムで全天周映像とともに満喫。大好きなバンド、ピンク・フロイドの名盤中の名盤で発売50周年を記念してのこの企画。とはいえ50年前の作品だからとそんなに混まないのではと思いつつ…
「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」を鑑賞。 なんだかんだいいながらシリーズ全作映画館で観ることに。 第一作「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」は、中学生の頃に日比谷の有楽座で観た。レイダースは、本当に面白かった。アクションとユーモア満…
テレビドラマの「岸辺露伴は動かない」のおどろおどろしい独特な雰囲気にはまってしまい映画にも出かけた。まあ、正直テレビの方が面白かったなあ。テレビだと毎回一癖も二癖もある怪しい登場人物との演技合戦に魅了されたのだけど、映画版ではそうした強烈…
なんかがっかり、これがアカデミー賞?。もっと「銀河ヒッチハイク・ガイド」なみに壮大でお馬鹿でぶっとんでいるのかと期待していたけど、ただの家族のしょぼい話で肩透かし。まあ、馬鹿っぽさはあったけど。品がないだけだなあ。ミッシェル・ヨーがアカデ…
「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」が3時間20分だというので、IMAXでリクライニングシート席がある二子玉川の109シネマへ。 寝返りうてるから楽だなあ。(笑)革張りのシートでリクライニング付き。一番後ろまで背もたれを倒してしまうとIMAXの画面の下…
黒澤明のデビュー作「姿三四郎」を観に京橋の国立映画アーカイブへ。今回の東宝映画の特集、大ホールではなく小ホールだったのでちょっとスクリーンが小さめ。それでもスクリーンで観られるのは嬉しい。 黒澤の「姿三四郎」は、銀座並木座やここ国立映画アー…
Ennio Morricone - The Official Concert Celebration in JAPAN エンニオ・モリコーネ『オフィシャル・コンサート・セレブレーション』 大好きな作曲家、エンニオ・モリコーネのトリビュート・コンサートに行ってきた。一番好きな映画音楽「ワンス・アポン・…
羊飼いの夫婦の羊に羊ではない何かが生まれるという映画。ホラーやスリラーのような宣伝の仕方をしていたが、それほど怖くもなく、エンターテイメント性も低い所謂ヨーロッパ映画。 本来ならミニシアター系での公開となるような作品だけど、丸の内ピカデリー…
ジョーダン・ピールの最新作。一作目の「Get Out」、二作目の「Us」もぶっとんだアイデアとジワジワとくる恐怖が強烈だったけど、それに比べると今作は物足りないなあ。 動物とか自然に対する人間の驕りがテーマなのかなあ?前二作に比べるとちょっと恐怖が…
今年の映画No.1は、多分これだな。 オープニングのカメラワークからゾクゾクした。主人公であるはずの佐藤二郎が冒頭から失踪してしまう。交差する時間軸、二転三転するストーリー、残酷な殺害シーン、サスペンスあり、人間ドラマありでぐいぐい引き込まれる…
子供の頃から映画好きだったので、映画館は、おそらく人生で一番時を過ごした場所なんじゃないかと思う。 今は、見やすいけど味気ないシネコンばかりで、劇場という感じの映画館は本当に減ってしまった。 テアトル東京で初めてシネラマを観た時の衝撃と感動…
直接的ではない映像表現と言葉の応酬が脳内に強烈なイマジネーションを呼び醒ます快作「Sexual Drive」を新宿武蔵野館で観てきた。予告でもっと暴力的な映画なのかと想像していたが、実際は、言葉があらゆる感覚を刺激する。言葉は静かに体に入り込み、徐々…
やはり、映画は封切られて(<=古い言い方?)すぐに観ないとね。今日から「スパイダーマン」も公開され、シネコンの大きなスクリーンは、「スパイダーマン」と「呪術廻戦」に占有され「マトリックス」は小さめなスクリーンに追いやられていた。 そんな中、…
「ザ・ライダー」や「ノマドランド」のクロエ・ジャオが監督だから、「エターナルズ」にちょっと期待しちゃったけど、やはり、マーベルとは肌が合わないや。 サウスダコタの家がアンドリュー・ワイエス風だったけどなにか意味あるの? あ、オープニングがPin…
池袋まで行って「DUNE 砂の惑星」を観てきた。 日本で池袋のグランドシネマサンシャインと大阪の109シネマズ大阪エキスポシティの2館にのみIMAXレーザー/GTテクノロジーというのが導入されている。 池袋のグランドシネマサンシャインのIMAXシアターは、スク…
007の新作を観てきた。「スターウォーズ」もそうだけど、一番ワクワクするのは、オープニングのロゴとテーマ曲が流れるとこだよねえ。(笑) ダニエル・クレイグの007は、「カジノ・ロワイヤル」からずっと繋がっている一つのシリーズ作品だね。以前の作品は…
「この映画の言語は手話である 字幕や吹き替えは存在しない」で始まる映画。 聾学校が舞台で、台詞はなく、登場人物は全て手話で会話するウクライナ映画。手話なので何を話しているか分からないけど、状況や手振り、表情で想像しながら観る。でもその過程が…
まだ銀座の並木座があった頃、終戦記念日の前後の週は必ず戦中の映画が上映されていた。今でも忘れられないのが木下恵介監督の「陸軍」だ。戦中に制作された戦意高揚映画の一本で、台詞は戦争に行って死ぬことを美化しているようだ。 ただ、ラストの出兵する…
Amazon Primeで『ザ・ライダー』。 『ノマドランド』で今年のアカデミー監督賞を受賞したクロエ・ジャオの前作。実在の人物が自分自身で本人を演じているので、ノマド同様ドキュメンタリーのようなテイストもある不思議な作品。 落馬事故で頭部に重傷を負い…
映画「キャラクター」を観にTOHOシネマズ日比谷へ。 登場人物や殺される被害者の背景や人間ドラマが薄く、その点物足りないのだが、エンターテイメント作品として、オリジナルの映画脚本には拍手を送りたい。やっぱり、原作の無いオリジナルのストーリーの映…
先日NHK BSでやっていた未見の「バニー・レークは行方不明」を鑑賞。 アメリカからイギリスに引っ越してきたシングルマザーの娘が保育園で失踪。誰もそんな子供は見てないと言う、そもそも母親の妄想の子供なのでは・・・?というミステリー。 捜査する警部…