世界遺産

薬師寺 <奈良> 凍れる音楽の国宝・東塔と平山郁夫画伯の絵画に圧倒

19世紀の美術史家フェノロサが凍れる音楽と称した東塔以外は、昭和平成建築のオンパレードで、まるで映画のセット。でも、伽藍の配置がよく分かり、国宝の仏像もたくさんあるので訪れる価値はある。 創建730年、奈良時代から変わらず佇む国宝の三重塔を囲む…

唐招提寺 <奈良> 圧巻の天平の甍、1000年以上時が止まっている場所

東大寺の法華堂と並び、日本で一番好きな場所。天平の甍に代表される伽藍に囲まれると、1000年の時を軽く超えるかのようだ。 凛とした不思議な空間につつまれ、心が洗われる。奈良という土地の持つ強烈なパワーをここに来る度に感じる。 8世紀後半の創建時…

夜の興福寺 <奈良> 星も綺麗な贅沢な空間

Akorduで食事をしてホテルへと帰る道すがら、興福寺の境内を抜けていく。境内は夜も通ることができる。昼間の喧騒とは違い、とても静かで深淵な雰囲気だ。 境内の五重塔やお堂は、ライトアップされていてとても綺麗。 この中に1000年の時を超える仏像群が存…

元興寺 <奈良> 日本最古の瓦屋根

世界遺産だけど、奈良の他の世界遺産と比べるとかなり小規模。ただ世界遺産になるだけあってその歴史は古く、飛鳥寺まで遡ることができる。 本堂と奈良時代に作られたかつての五重塔の模型が国宝。 上の写真の本堂と向かい合って建っている展示室は、昭和感…

春日大社 <奈良> 青空に映える朱色の社殿

訪れず度に変わらぬ姿で出迎えてくれるのが奈良の魅力だ。東京の景色はあまりにも変化が激しすぎる。 朱色の社殿は、青空に映える。木々の緑と相俟って、とても清々しい気分。 中門の左手前に聳える社頭の杉の木は、樹齢800年から1000年とのこと。約700年前…

東大寺 <奈良> 早朝の誰もいない南大門が神秘的

早朝の東大寺に来てみた。いつものなら観光客でごった返す参道周辺がとても静かだった。 京都や大阪に宿泊して、日帰りで奈良という人も多いかもしれないが、宿泊してこそのこの朝の静けさが奈良の魅力だ。 南大門 誰もいない参道と南大門。あまりの神秘的で…

興福寺 <奈良> 五重塔はまもなく9年間の修復へ、古のシルエットと暫しお別れ

興福寺の五重塔が9年かけて修復されるので、その姿を瞼に焼き付けに来た。 本来なら2023年の1月からだったんだけど、資材高騰で延期中。 一層目だけ、囲いを作りかけてた。 延期されていた修復は、2023年7月から入るとのこと。五重塔がすっぽり覆われてしま…

南禅寺 <京都>

曇天だったが、人もまばらな南禅寺を満喫。永徳、探幽など狩野派の襖絵との再会に幸せな気分。拝観料の支払いが電子マネー対応してた。 www.nanzenji.or.jp

慈照寺 <京都>

着物で慈照寺。 侘び寂びの究極美、銀砂と緑の苔が織りなす世界は、何度訪れても心を鷲掴みにされる。 www.shokoku-ji.jp

清水寺 <京都>

着物で清水寺へ。ものすごい久しぶりに来た。大修復ほぼ終わってた。 www.kiyomizudera.or.jp