LAMB/ラム <丸の内ピカデリー2>

羊飼いの夫婦の羊に羊ではない何かが生まれるという映画。ホラーやスリラーのような宣伝の仕方をしていたが、それほど怖くもなく、エンターテイメント性も低い所謂ヨーロッパ映画

本来ならミニシアター系での公開となるような作品だけど、丸の内ピカデリーの大スクリーンに聳えるアイスランド大自然の冷たい美しさは圧巻の大迫力。

多くの謎には明確な答えはないものの、第一章に仕込まれた伏線の数々を反芻しながら今も余韻に浸っている。 キリスト教的何かなのか、人間の因果応報を見つめる何かなのか、そもそもいったいあれは何なのか、見終わってからの脳内パニックがすごい。そして、主演のノオミ・ラパスの演技が強烈!