Akorduで食事をしてホテルへと帰る道すがら、興福寺の境内を抜けていく。境内は夜も通ることができる。昼間の喧騒とは違い、とても静かで深淵な雰囲気だ。
境内の五重塔やお堂は、ライトアップされていてとても綺麗。
この中に1000年の時を超える仏像群が存在すると思うだけで、とても神秘的だ。
再建された中金堂は、綺麗すぎて映画のセットみたい。それにしても絵になる景色だ。
長く伸びる影。
近代建築が邪魔に入らない、これぞ奈良ならではの贅沢の空間。
南円堂の上に北斗七星。古の人も同じ空を見たかもしれないと、とても感慨深い。
こちらも星空の下の国宝・三重塔。
猿沢の池越しの五重塔。2023年7月から修復作業に入るので、しばしこの景色ともお別れか。