アマンヤンユン Amanyangyun 養雲安縵

上海郊外のアマンヤンユンに到着。上海中心部から車で1時間、上海虹橋空港からは30分と、これまで訪れたアマン・リゾートの中では、最も行きやすい(都市型のアマン東京を除く)。しかし、周りには何にもない。世界遺産に優先的に入場できたり、目の前に美しい大自然が広がっていたり、そうしたものもない。何故、ここに?なアマン・リゾートだ。

設計・デザインは、様々なアマン・リゾートを手がけたケリー・ヒル。残念ながら2018年にお亡くなりになってしまった。最高の素材を使い贅沢なのに華美にならずシンプルでとても落ち着く。 最初マネージャーらしき人が応対してくれたけど、「日本語ができるスタッフを呼びます」と途中からその人が対応してくれた。日本人の客が来たから、日本語で応対するというのが彼らなりの気づいかいでありおもてなしなんだろうけど、日本語のレベルはもうちょっとで、細かい意思疎通はちょっとできなかった。ただ気持ちは本当にありがたい。

敷地は広いのだけど、ロビー、レストラン、宿泊棟はすべて歩いて行ける範囲にある。ベトナムのアマノイでは広大な敷地にヴィラが点在しており、どこに行くにもわざわざ電話でバギーカーを呼び迎えに来てもらわなければならなかったので、自由に歩き回れるのが便利だ。

塀で囲まれたそれぞれのエリアに明時代の建物を移築・復元したパビリオンがある。、そこに宿泊しないと他のヴィラの外観すら見られないのが残念だけど、他の客とほぼ出っくわさないのでプライベート感はある。

 

プライベートプール

 

ヴィラの入り口から部屋までのアプローチ

 

ケリー・ヒルがデザインした部屋。無印良品みたいな(笑)シンプルさが落ち着く。 

 

部屋は一直線に伸びている。 

 

途中に中庭。広い窓から外の光が入ってきて明るい。 

 

 ベッドルーム。高い天井は、アマンだなあ。

 

 中庭のバスタブ

 

バスルーム

 

 チェックインして荷物を広げてから、一旦ホテルの敷地を探索しようとロビーへ。スタッフのNielさんが話しかけてくれて、「案内しましょうか?」と。日本語が良かったら、話せるスタッフと代わりますとのことだったけど、さっきのカタコトの人が来るのかなと思ったので、英語でお願いと彼に案内してもらった。

 

 今日は宿泊していないという大きなパビリオンがあるからと見せてもらう。すごい広い。そして驚くべきは、木の香り。もはやアロマ。落ち着くわー。

 一つの岩をくり抜いたバスタブ。豪華。

 

 こちらはジム、スパ・エリアのロビー。

足湯スペース

 

 とっても素敵なホテルなんだけど、二つ難を言えば、空港が至近で飛行ルートの真下にあるので日中は飛行機の騒音が気になる。そして夜は、蚊がものすごい多い。水辺も近くにあるので。なので秋から春がいいかな。