栗ッピング

旅やグルメの日常をクリッピング(切り取り)

三之助を見たかい? vol.82  <日暮里サニーホール コンサートサロン> 「金明竹」「不動坊」

チラシからは、いったい何のイベントなのか分からない(笑)

マヌルネコの写真展?そもそもその猫も背景と同化して、保護色で隠れている。会場もコンサートサロンということで、音楽の会?

いえいえ、噺家柳家三之助師匠の独演会だ。知っている人は知っている、師匠小三治譲りの長い長いまくらでも有名な会なのだ。ゲストは、若手二つ目の入船亭 扇太さん。

 

扇太 「千早振る」

三之助 「金明竹

三之助 「不動坊」

 

最近は寄席や二つ目の会から遠ざかってしまっているので、なかなか若手の高座を拝見できていないのだが、扇太さん、いいねえ。隠居と八五郎の掛け合いも楽しく、有名すぎるこのネタにどっぷり引き込まれたよ。

三之助師匠の最初のまくらのテーマは、「いびき」。仲間と旅することも多い噺家の世界、夜が相部屋であることも。その時の悩みの種が自身のいびき。その苦難と歴史と最近訪れた解決の顛末を面白おかしく会場を爆笑の渦に。

まくらが長くなり、ちょっぴり短くした「金明竹」、そして前半後半で主たる登場人物が変化する「不動坊」。三之助師匠の人物描写は、素晴らしく、久しぶりにまたあの人物に会えたと、そして彼らは今日もいきいきとしていたと嬉しくなってしまう。落語の世界で旧友と再会したような不思議な感覚をいつも味わっている。

 

ちなみに三之助師匠自身主催の落語会は、事前に予約すれば20歳未満は無料、40歳未満は半額で観覧できる。若い人、ぜひぜひお出であれ!落語会のスケジュールは、下記サイトより確認できる。結構日本のあちこちで主催の会があるよ。

 

www.sannosuke.jp