ElTragón <虎ノ門> 薪で炊くパエリアに期待したけれど・・・

以前テレビで、パエリア発祥の地であるスペインのバレンシアにあるお店が紹介されていて、そこでは薪でパエリアを炊いていて、火と煙が食材と米を満遍なく炙っていて、食べた客が「これぞ、本物。薪の香りがすごい、パエリアは絶対、薪焼きで食べるべき」と話していた。 虎ノ門に以前から気になるスペイン料理屋があって、そこは薪でパエリアを炊いているので、期待に胸をふくらませて行ってみた。

 

イカ墨のパエリアを頼んだのだけど、全く薪の香りしなかった。ちょっと残念。美味しくないわけではないのだけど、期待が高すぎたのか、満足できなかった。だって、薪鳥新神戸の薪料理は、芳醇な香りと旨味が染み込んで絶品なんだもん。薪の種類が違うのかなあ?

取り分ける前の鍋の写真を撮りたかったけど、声をかけるまでもなく、ちらっと見せて早々と持ち返られた。まあ、全部真っ黒だからいいか。

 

前菜ふくめ、他の料理は、美味しかったと思う。ただ「薪」への期待が高すぎたかなあ。

 

あ、でもバレンシアのレモンビールは、美味しかった。

 

デザートとコーヒーが付いたコース料理を頼んでいたけど、いつになっても持って来ないし、男性店員には「コースは以上です」と言われ、女性店員に聞いたら「デザートありますよ」とコーヒと一緒に持ってきてくれた。

 

満席の割にやはり人手不足なのか、女性店員は親切だったけど、男性店員はぶっきらぼうで、注文も間違えるし、呼び止めて話をしている最中にどこかに行っちゃうし、帰りに「ありがとうございます」とか声もかけないし、なんかいけてなかった。もう来ないな、ここは。まあ、値段も手頃だから、そんなものなのかな?誕生日ディナーだったので、ちょっと残念。

 

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