小樽堺町通り商店街

小樽を代表する観光ストリート。小樽運河にも近いし、寿司屋通りにも近い。ただ小樽駅南小樽駅からはちょっと遠い。札幌からの日帰り観光客や海外団体旅行のバスもこの近くに停まるので、たくさん集客できている。通りには、小樽を代表する工芸品や東京では原宿で売っていそうなファンシーな小物、北海道の特産物の店、寿司や海鮮丼などの飲食店、ルタオ六花亭などのスイーツ販売やカフェがこれでもかと立ち並ぶ。とりあえず観光客をここで放流すればいいだろう的な場所だ。

本来ならゆっくり散策も楽しいのだろうけど、北海道は記録的な暑さで、午前中に来たものの、ゆうに30度は超えていて、通りを歩くのは地獄にいるかのように辛い。途中の土産物屋も小さな店は、冷房がないところも多い。日差しを避けられるだけでもありがたいので、申し訳ないと思いつつも、買うつもりのないお店にも入店しては、外に出るの繰り返し。今更、アーケードを付けるわけにもいかないだろうけど、夏の観光はなにか考えないとだんだんと避けられてしまいそう。

 

旧百十三銀行小樽支店ビル。初めて小樽に来た時は、お菓子の千秋庵だったけど、小樽千秋庵は廃業してしまったらしい。千秋庵は、函館がルーツのお店だけど札幌に暖簾分けしたお店があり、今はそちらの方が大きい。その昔、東京銀座のINZが有楽町フードセンターという名前だった頃、お店があって、東京で煎餅の山親爺をたまに買っていた。そこも無くなってからしばらくして、現在は、有楽町の交通会館に函館の千秋庵が店を出している。山親爺とともに有名なお菓子ノースマンは、札幌の千秋庵製菓のもの。菓子店って暖簾分けしているお店がたくさんあるからややこしいよね。

 

今や通りの賑わいにもっとも貢献しているのは、洋菓子のルタオだろう。東京でも人気のチーズケーキは、小樽の本店だと冷凍する前のものが食べられるそうだ。ルタオは通りに大きなお店が数店あり、どこも新しくて綺麗。お土産もカフェもあり、そして涼しい。

東京では買えないのに、なぜかテレビ東京WBSを見ていると必ずCMが入る六花亭もこの通りに店を出している。CMのイメージ同様、洒落た上品な外観の建物だ。カフェもあるが、紙コップで飲み物を飲むスタイルで、落ち着いてゆっくりティータイムを過ごすのであれば、ルタオに行ったほうがいい。

 

売っているもののターゲットが完全に女性。ところどころお酒を扱うお店に「お父さん預かります」と張り紙がしてあった。(笑)

 

こういうのもやっぱり女性がターゲットだよねえ。

 

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