余市駅前で途方に暮れる

小樽駅から函館本線に乗って余市へ。小樽ー余市間は全て無人駅だった。普通列車や特急で北海道の路線は結構乗ったことがあるのだけど、函館本線の小樽ー長万部間は乗ったことがなかったのでちょっと楽しみだった。

学生さんが結構乗っていて、そこそこ列車は混んでいる。30分ほどで余市駅に到着。余市に来たのは、郊外のレストランを予約していたからで、時間に送れないようちょっと早めの列車できた。さすがに駅前に喫茶店とか、時間を潰せるところがあるだろうと思っていたのが甘かった。

駅構内の観光案内所で、予約しているレストランまでタクシーでどれくらいかかるか確認。10分ほどで行けることがわかった。列車の到着に合わせてタクシーも待ち構えるのか、1台駅前に停まっている。でもしばらくすると誰も乗せずに行ってしまった。

駅前につばめタクシーの看板があったので、電話番号を控える。

 

もうちょっと早く来て、ニッカウヰスキー余市蒸溜所を見学しようとも考えたが15時までしか営業していなく、それだとかなり時間を持て余してしまうので諦めた。駅から徒歩数分のところなので、前までは行ってみた。ちょうど門を閉めるところだった。

なんとも素敵な建物が奥の方にあるなあ。またいつか・・・。

しかし、ぱっと見、地方の刑務所建築のようだなあ。刑務所建築も好きなんだよねえ。

 

冷房の効いた喫茶店がないかなと歩いてみるのだが見つからず。有名な柿崎商店の物販売り場に行ってみるものの、そうそう時間はつぶせず。またこれからたくさん料理を食べるので、人気の海鮮丼を食べるわけにもいかず、また駅に戻る。

 

駅構内の観光案内所兼お土産でなにか飲み物を飲んで時間をつぶそうかと思ったが、立っているだけで汗がどんどん出てくる。屋根のある建物の中にいるのに、外より暑いのではと思うほど。シャツは汗でみるみるうちにびしょびしょに。働いているスタッフの皆さんが本当に気の毒だ。こんなにも暑くなることはないから、冷房設備がないんだね。

 

スマホで地図を見て駅の反対側にイオンがあることが分かった。歩けそうな距離ではあるが、この酷暑の中では倒れてしまう。ちょうど駅に入ってくるタクシーがあったので、近くて申し訳ないと思いつつ、駅裏のイオンまで乗せてもらう。タクシーの運転手も「暑いよね、歩くの無理だよね」と優しい。イオンにもタクシー乗り場があると教えてくれた。駅に戻らずともそこからタクシーも拾える。

 

イオンで飲み物を買って、店内のベンチで休憩。冷房が効いていて生き返る。いや本当に今年の北海道の酷暑はつらい。余市のイオン、二階建てで結構広かった。座って飲めるカフェはなかったけど。

 

イオンのタクシー乗り場に来たけど、タクシーはいなくて、写メしていたつばめタクシーの電話番号に電話して迎えに来てもらう。目的地まで4キロほど。普段なら歩く距離だけど、迷わずタクシー。