一時は埋め立ての話もあったそうだけど、残して良かった小樽運河。小樽を代表する観光スポット。ただ実際は、半分道路と歩道のために埋め立てられていて、造成時よりは半分細くなっている。この先、ちょっと歩くと埋め立てられていない幅40メートルの運河となり、当時の姿を知ることができる。
運河沿いには、かつての倉庫群もそのまま残っている。多くは、飲食店やお店、博物館・美術館などに改装されているが、なんともいえない景観が素晴らしい。
車道沿いにもまだまだ昔の建築が残っている。ただ、後方にマンションも増えたねえ。
運河側から見ると二つの展望台屋根が特徴的な建物を横から。かつてのガラス工房の小樽工芸館で、現在はイルポンテという別のガラス工房が運営している。ガラス製作体験もできるみたい。
旧大家倉庫は、なんと明治24(1891)年の建築。デザインが秀逸。屋根に十字架が立っていたら、教会にも見える。前面に並んだアーチ状の意匠も素晴らしい。
小樽の独特の景観は、異国情緒溢れるよねえ。日本なのに、街並みを散策していると海外の街にいるような気さえする。
小樽運河を見下ろせる絶好の立地のホテルソニアのホテルノルド。系列ホテルが隣合っている。
本来なら涼しげなんだろうなと思いつつ、この酷暑で乗るのは躊躇しちゃうなあ。