北一硝子:北一ホール、ヴェネツィア美術館 美しいガラス工芸は、小樽のもう一つのシンボル

あまりの暑さに小樽の堺町通りを歩くのに、途中の冷房のきいてそうな店に立ち寄り、立ち寄り。そうしないと倒れてしまいそう。かつてニシン漁で栄えた小樽のもう一つのシンボルは、ガラス工芸だろう。堺町通りにもいくつものガラス工芸を扱うお店があるが、歴史においても規模においてもその代表格と言えるのが北一硝子だ。風格ある大きな蔵の三号館はじめ、土産物店、工房、カフェなどが軒を連ねている。

三号館は、明治24年に建てられた木骨石張倉庫で、その中の一部が北一ホールとしてカフェになっている。注文してカウンターで受け取るセルフサービス方式のカフェテラスではあるが、雰囲気、趣は最高。写真だと明るく見えるが、実際はもうっちょと暗くてムーディ。

こういうレトロなカフェには、クリームソーダーがよく似合う。

 

ガラスのランプがなんとも言えない雰囲気を醸し出す。時間帯によっては、ピアノの生演奏もある。飲み物だけではなく、軽食メニューもある。

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ヴェネツィア美術館

以前小樽を訪れた際にも入館したヴェネツィア美術館。展示エリアの2階からは写真撮影不可だが、ヴェネツィアの美しいガラス工芸品がたくさん展示されている。特に花を模したガラス工芸品のミッレ・フィオーリが2500点もピラミッドのように展示されているのは圧巻。ダイアナ妃が乗ったゴンドラも豪華。ヴェネツィアムラーノ島に行った時もこういう作品みたなあとまたヴェネツィアに行きたくなった。

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