長野市中心街をそぞろ歩き

上田駅から新幹線で12分。あっという間に長野駅に到着。鈍行列車でゆっくり旅するのも好きなんだけど、今日は夕方から予定が入っていたので早めに移動。ホテルに荷物を預けて長野の街を散策することにした。

以前長野に来たのは新幹線の開業前。いやあ、すっかり綺麗でモダンな駅になったねえ。駅を降りてびっくりしたのは、外国人観光客の数。ものすごい人でごったがえしていた。大きなスキー板とスーツケースを抱えた人が大半。白馬に行くのかなあ?駅前の飲食店・居酒屋も地元民にまじって、外国人観光客で賑わっていたなあ。

駅ビルのMIDORIも駅前の東急百貨店も賑わっていた。東急のデパ地下は、東京と変わらないくらい充実していたし、1階の化粧品売り場も洗練されていた。さすがにハイブランドは入っておらず、COACHとFURLAどまりだったけど、百貨店らしい雰囲気で良かった。別館の書店も今時広くてびっくり。長野、便利だわ。

 

さて、善光寺に向けて歩き始める。長野駅から善光寺まで真っ直ぐの道と思っていたら、ちょっと歩いて直角に曲がった先が参道へと続く一本道。まあとっても分かりやすい。最初行きは、長野電鉄権堂駅まで行こうと思ったけど、本数が少なく断念。

新田町の交差点。昔、この辺にダイエーがあったよなあと思っていたら、このビルだった。今は、もんぜんぷら座という複合施設になっていた。1階には食品スーパーが入居していたが、それより上層階は公共施設のようだ。

今は、長野駅前が賑わっているけれど、かつてはこの辺りに長野そごう(旧丸光百貨店)があった。長野そごう時代に一回来たことあるけれど、百貨店というにはあまりに小規模で、でもなんかそれがローカル感あっていいなと思ったけど、閉店してしまった。

 

かつて長野一賑わっていた権堂のアーケード商店街。現在は、かなり苦戦している感じ。長野最大の歓楽街もここにあるから、夜は、もうちょっと賑わっているのかな?最大の繁華街ではあったが、ここに百貨店はない。でも映画館はあるから、娯楽の中心ではあるね。

入り口のレトログッズ屋さんのディスプレイ。外国人観光客が買い物してた。

東京には、あまり中心街にアーケード商店街ってないので、旅先で出会うとちょっと嬉しくなるが、郊外に巨大モールができ、車社会の現代ではなかなかに苦戦しているところが多いね。ガラス屋根が素敵なアーケード。

シャッターが閉まっているお店も多かったけど、昔ながらの商店あり、最近モダンに改装して洒落たカフェになっていたりなどと、がんばりを見せてはいるようだが、権堂駅すぐ上にあったイトーヨーカドーはなくなっていた。

 

各地のマンホールの写真を紹介しているインスタも多数あるけど、本当にその地域の特色が出たデザインがあって面白いよね。こちらは、長野らしくりんご。

懐かしや長野オリンピックのマンホールもあった。

 

河童の像もあった。ネット検索してみたら、いろんなコスプレしているバージョンもあったけど、今回は何も着ていなかった。

 

かつての中心街・権堂が苦戦しているのが寂しかったけど、長野駅前は賑やかだったので、この車社会の中で長野の街は、まだまだ散策が楽しいな。権堂は、善光寺も近いし、もっと賑わっても良さそうに思えた。善光寺の参道には、たくさん観光客いたしなあ。