上田電鉄別所線で別所温泉へ

北陸新幹線上田駅上田電鉄別所線に乗り換え。一路線しかないのに、わざわざ別所線となっているが、かつては他に青木線、真田傍陽線、丸子線、西丸子線と5路線も営業されていた。始発の上田駅と途中の下之郷駅以外は、全て無人駅。下之郷駅では、かつて西丸子線が分岐していた。ワンマン列車なので、有人駅以外では、進行方向前方の扉のみ開くので、車掌が改札係も兼ねる。下之郷駅も特に駅前が栄えているというふうではなかったが、バスとの乗り継ぎ機能があるため、乗降客が多いのかな?

土曜のお昼、二両編成の座席は埋まり、立って乗る人も。学生含む地元客、観光客で利用者が多いように思えるが、それでも朝夕を除くと1時間に1本しか運行されていなく、観光スケジュールは組みにくい。もう少し本数があれば、上田城も散策したかったが、駅前をちょっと歩いて、急いでお昼ご飯を食べて乗車した。

上田駅は、有人改札QRコードを使って乗車できるシステムが導入されているようだったが、Suicaをはじめとする交通系ICカードは、利用不可だった。

 

どことなく東急電車っぽいなと思っていたら、古い東急車両を導入しているらしい。上田電鉄の親会社の上田交通は、現在、東急グループだそうだ。列車は、かなり早くから駅に到着しており、早めに乗車可能。

沿線は、遠くに山々が見えてとてもいい。長閑な田園風景を30分ほど揺られて、終点の別所温泉駅に着く。

意外にも終点の別所温泉駅無人駅だったが、駅舎内に観光案内所があり、そちらのスタッフがお出迎えとお見送りをしてくれる。スタッフは、女性で、「はいからさんが通る」的な大正時代の女学生風の衣装を着ていた。アニメのキャラクターの立て看板も置いてあったから、何かの作品とコラボもしているのかな?グッズも販売していた。

 

とんがり屋根の駅舎が、旅情あふれる可愛い駅。

 

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