沖縄県唯一の百貨店リウボウのある県庁前駅からゆいレールに乗っておもろまちへ。開業当時、車社会の沖縄で利用する人がいるのかと心配の声もあったそうだが、いつ乗っても大混雑。観光客と、大きな荷物を持った部活帰りの学生で大賑わい。二両編成では足りないよと思っていたら、8月から三両編成の車両も投入されるようだ。
地上にあるので、駅のホームは暑くてつらい。待っているだけで汗が止まらない。このあたりも何か改善してほしい。
初めて沖縄に来たのは1989年で、その頃はまだ観光戻税制度があり、海外旅行でもないのに免税ショッピングができるということで、なんて素敵なんだと浮かれていたが、当時は学生だったので特に大きな買い物はしなかった。
観光戻税制度は、2002年に廃止されたが、関税は免税でショッピングができる特定免税店制度が導入され、沖縄県外に出るのであれば、引き続き免税で買い物ができるお店が、ここT ギャラリア 沖縄 BY DFS。ちなみに消費税は対象外。
以前訪れた時は、入館にあたっても沖縄県外へ飛び立つ飛行機のチケットの予約控えの提出を求められたが、今は購入時に示せばいいみたい。購入したものは、空港の搭乗ゲートの中で受け取るので、県外に出る人でないと購入できないし、当日の出発の場合は、購入時間の制限がある。沖縄県在住者でも県外へ旅行に行く際には利用できる。
久しぶりに来て変わった点は、３階にあったフードコートがなくなっていた。ルイ・ヴィトンやグッチなど一部の高級店は、免税店でなく通常店舗になっており、海外出国する人以外は免税で購入できない。ただ、那覇の中心部には、ハイブランド店はひとつもないので、地方都市からハイブランドがどんどん撤退する中、ルイ・ヴィトンが購入できる那覇は、ある意味すごい。
経営は、DFSなので、海外に旅行した気分も味わえる。市中ではやっていないセールがあったり、ここだけで買えるものがあったり、市中の店とは異なるラインナップの商品があったり、購入するとおまけがあったり、クーポンがあったり、買い物好きなら楽しい。
