鶯谷の住宅街の一軒家に2年間限定でオープンしているデザートレストランJohnに伺った。 まるで昭和30年代、40年代のようなお宅に上がり、その内装の美しさと時を経た香りが凛と漂う不思議な空間になっている。
初めてお邪魔するお宅なのにどこか懐かしい。清掃の行き届いたとても清潔な空間。
毎月、旬な果物と野菜を使ったデザートメニューは、見た目にも心奪われる。シェフから説明を聞いてからいただくのだが、視覚、聴覚から入ってきた情報を上回る味覚のインパクトは、想像の遥か彼方。様々なソースとハーブ、スパイスが織りなす味の芸術的なハーモニー。
みかん×醤油
ブッラータチーズの作り方を応用し、中に塩ミルクのクリームを閉じ込めたとのこと。 醤油でサッとマリネした厚みのあるみかんを敷き、オリーブオイルでいただく1皿。
洋梨×ディル
ドーナツ生地にマルサラ酒のシロップを染み込ませ、洋梨のジュレとローストした洋梨をディルとマルサラ酒でマリネして生地に挟んである。
蓮根×緑茶
トッピングされているのは山葵かと思いきやパルミジャーノチーズのアボカドソース。蓮根と梅のつみれに昆布出汁と和風。
洋梨×ピンクペッパー
上段のチョコレートから美しいフォルムでスパイスのライン。メインは洋梨のコンポート。
カブ×りんご
リンゴ酢と生姜でとったスープに、ローストしたカブ。
デザートも可愛らしくも美しい。
合わせるワインもリーズナブルなのに、とっても美味しい。 久しぶりに感動と衝撃のレストラン。
https://www.instagram.com/john_uguisudani/
予約はあっという間に埋まってしまうので、上記のインスタグラムをフォローして、予約開始日と開始時間の情報をタイムリーに取得した方がいい。以前は、Twitterも更新されていたけど、最近は更新が止まっているね。