上野とんかつ御三家の一つ、ぽん多本家さんへ。 御三家の中では、唯一建て直してビルになっているのだけど、重い扉を押して店内に入ると昭和ぁ〜。
それも、ここ、とんかつ屋?、料亭じゃないのと思ってしまう雰囲気。個室もあって、接待もできるとんかつ屋と言われてる。
名物のカツレツ、蛤のバター焼き、ポークソテーを頼んで1万3000円と会社員のランチには贅沢か。 まあご馳走様になったので甘えておく。
創業は明治38年。名物は、宮内庁の料理人であった初代がミラノ風カツレツを天ぷら式に揚げ、その元祖とも呼ばれるようになったカツレツだ。お肉が上質で柔らかい。良い素材と確かな仕事だと分かる。
蛤のバター焼き
ポークソテー。今回のお目当ては、こちら。
店内に入ると、上野の雑踏や喧騒が嘘のように穏やかでゆったりとした時間が流れる。