西麻布にある蕎麦の名店「蕎麦おさめ」さんが3月で一旦閉店、4月に目白に移転して再開とのことで、あわてて予約を入れて伺ってきた。ずっと行きたいと思っていたお店。
アラカルトかコースか迷ったけど、コースにして大正解。アラカルトで注文できる料理がちょっとずつほとんど食べることができ、そしてどれもが本格的な日本料理店のように美味しい。
冷たい蕎麦は、粗挽きに玄挽きと蕎麦好きにはたまらない。蕎麦そのままで香りと味を楽しみ、次は塩、その次は山葵、そして最後に汁でいただく。美味い、美味すぎるぅ。
温かい蕎麦は、牡蠣蕎麦を選んだ。大ぶりでぷりぷりの牡蠣、柚子、そして温かくてもコシがあり美味しいせいろ蕎麦ともう大満足。
蕎麦茶のぷりんも美味しい。
日本酒もお薦めのものをその酒蔵のバックストーリーとともに紹介してくれて、話を聞くのも楽しかった。
お店の雰囲気は、六本木の高級クラブそのままという雰囲気。居抜きの物件なのかな。
Jazzが流れる店内、上品な会社員、外資系企業の外国人客と六本木・西麻布な客層は、静かでゆったり食事もできる。
蕎麦の実も産地でこんなにも違うのね。
西麻布の蕎麦屋でこんなお店を知っていたら、かなり鼻高々。
でも目白に移転しちゃうんだよねえ。目白のお店は、日本家屋の一軒家で、だいぶ雰囲気が変わりそう。お店の人が「目白に行ったら普通の蕎麦屋になりますから」って笑いながら話してくれた。目白のお店にもぜひって言われたので、行かなくちゃなあ。目白、遠いなあ。(笑)