別所温泉をのパンフレットやガイドブックに必ず紹介されている温泉中心街のシンボル北向観音の参道。一度階段を降りて、短いながらも両脇に軒を連ねる昭和なお土産屋さん、飲食店やスナックが旅情を醸し出す。
朱色の傘、緋毛氈を敷いた腰掛けの彩がとてもいい。
石垣も立派。
名前の通り、本堂が北を向いて建てられている。本堂が北を向いているのは、ほぼ例がないとのこと。何故北を向いているかというと、長野の善光寺の方角を向いているとのこと。ホームページの説明によると、「北向観音様は北向に建立され 千手観音様を御本尊として現世利益を願い、また善光寺様は南向きに建立され阿弥陀様を御本尊として未来往生を願います。」とのことだ。両方をお詣りすると、現世とと来世での幸せをお祈りできる。
こちらは、横から見た本堂。
温泉薬師瑠璃殿
境内からの眺めもとても良い。この日は、曇っていたが、それでも浅間連峰が見渡せた。晴れていたら、もっと綺麗だろうな。