「ウエスト・サイド物語」は、一番好きなミュージカル作品。 映画は映画館でリバイバルされる度にもう劇場で何十回と観ている。ニューヨークのブロードウェイでも舞台を観た。何度観ても飽きない。
今回は、360度回転する舞台とスクリーンを効果的に使っていて、また別の魅力を感じられた。「Tonight」のベランダの演出は、まるで宇宙に飛び出して行ったかのよう。 映画では画面が分割された「五重奏」では、横に広がる舞台構成を利用して、すごい迫力だった。 なんと言ってもジェローム・ロビンスの振り付けが踏襲されているとことが良かったなあ。 人種差別、大人と若者の確執、切なくもロマンチックな恋愛を名曲とダンスで綴る美しく残酷な二日間の物語。
