400年の歴史で史上初の三解脱門内部の夜間公開に行ってきた。楼上公開自体は11年ぶりとのことだが、夜間公開は初なのだとか。本日最終日で混んでいるかなと思いきや、行列もなく、また入場者数を絞っていたので、ゆったりと拝観できた。
普段は公開されていないので、仏像の表面の色が結構残っている。それぞれの表情、仕草の表現に見入ってしまう。本堂や他の伽藍は戦災で焼失したが、この三門は400年ここに変わらずあり続けている。
中央に釈迦三尊像。左側に普賢菩薩坐像。ちなみに増上寺のマスコットキャラは、象。この普賢菩薩かなと思ったけど、増上寺で象のジョージなんだと。
釈迦三尊像を中央に左右に圧巻の羅漢像群。8軀ずつ、16軀。夜の楼閣内のスポットに浮かぶ仏像群は、幻想的だ。
今夜は三門から外も見渡せ、かつては海をも臨むことができた江戸時代に想いを馳せた。
夜間公開は、今日までだが、昼間の公開は、11月27日(日)まで。