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ありがとう、さようなら帝国劇場 谷口吉郎設計の二代目劇場59年の歴史に「CONCERT THE BEST NEW HISTORY COMING」で一区切り、猪熊弦一郎のステンドグラスの美しさ

丸の内の帝国劇場が建て替えのため一旦閉館となった。最終公演は、これまでの帝劇で上演されたミュージカルを所縁の出演者で披露する「CONCERT THE BEST NEW HISTORY COMING」。井上芳雄さんをMCにした中心メンバーとプログラム構成毎の豪華ゲストを交え、約60年の歴史を振り返る。

オープニングは、裏方さんにもスポットを当てた映像があり、また帝劇の歴史の中では、ミュージカル以外のストレートプレイもたくさんあり、そちらの紹介もあった。すでに鬼籍に入った方もたくさんあり、懐かしい映像も貴重だった。


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この日の出演者は、こちら。

個人的には、松たか子さん狙いだったのよね。「ラ・マンチャの男」の「見果てぬ夢」が大好きなので、もしかしたら歌われるかもと思って。役柄としては、松さんのお父さん松本白鸚さんが劇中歌ったものだけど、もしかしたらと思ったら、大正解。「見果てぬ夢」が聴けて、とっても嬉しかった。

大地真央さんも出てきただけで、すごいオーラ。「マイ・フェア・レディ」や「サウンド・オブ・ミュージック」からのナンバーが素敵だった。

 

舞台もさることながら、帝国劇場の魅力は、その建築そのもの。ホテルオークラのあの美しいロビーを設計した谷口吉郎さんによる設計なのだ。なんと言っても目を引くのは、猪熊弦一郎さんののステンドグラスとオブジェ。もう圧巻、感動、美しすぎる。これから舞台を観るワクワク感と観終わった後の余韻を演出してくれる。

この空間がなくなってしまうのか、ホテルオークラのように再現されるのか、どうなるのかわからないけど、日本の美しい近代建築がなくなっていくのは寂しいなあ。

帝国劇場のオーナーは、東宝東宝と言ったら忘れていけないのが、小林一三生さん。胸像がロビーにあった。小林一三生さんについては別の記事を読んでね。

kuriboz.hatenablog.com

観客もそうだけど、舞台に立たれた方々がそれぞれの帝国劇場の思い出を語るのがジーンときちゃった。

帝国劇場とともにビルとしては一体となっていた国際ビルともお別れ。地下の飲食店街も何度か利用していたので、こちらも寂しいね。

teigeki.tohostage.com

 

新しい帝国劇場の情報は、こちら。

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