
19年ぶりのグラバー園。朝8時の開演とほぼ同時に入園。チケット購入は、クレジットカード決済ができるが、その場合は、紙のチケットが発行されない。紙のチケットがあると、軍艦島デジタルミュージアムの割引が受けられる。
入園してすぐ乗るエスカレーターから見える長崎の街。山の斜面に建物がびっしりだ。
朝8時の開園と同時に入場したので、掃除の職員以外誰もいなかったので、ゆっくり見られた。

こちらが園の名前となっているスコットランド出身の商人トーマス・ブレーク・グラバーの邸宅。和洋折衷で瓦の木造洋館、南国情緒ある木々の庭園がとても素敵。19年前に訪れた時と全く変わらぬ印象だった。グラバーさんは、晩年東京で過ごし、戦前に麻布で亡くなっている。切ないのは、息子でグラバーをもじって苗字を倉場にした富三郎さん。戦中、イギリス人との混血児だった富三郎さんは、スパイ嫌疑をかけられ、官憲の監視の下で不自由な生活を強いられ、戦艦武蔵建造の機密保持を理由にグラバー邸を退去させられ、1943年(昭和18年)にワカに先立たれるなど不幸な晩年を送り、さらに原爆投下により故郷が壊滅したことが追い打ちとなり、終戦直後の1945年(昭和20年)8月26日に長崎の自宅で首吊り自殺を図り死亡したとのこと。それを想うとちょっとセンチメンタルになってしまう。

グラバーさんも、倉場さんも、この景色を眺めていたのかな?

園の出口は、長崎伝統芸能館になっていて、長崎くんちに奉納される曳物、傘鉾、担ぎ物などが展示されている。大きさと精巧な技巧に惹きつけられた。

このお祭もぜひ見たいな。