オーナーでミシュラン一つ星獲得の焼鳥焼き師の小美野さんと開業以来二人三脚で日本料理を担当してきた荒巻さんが今月でお店を卒業。この日は、荒巻さんが鴨を焼いてた。 銀座の和食の名店小十でも修行をされた荒巻さんだけど、来月から表参道のフランス料理店のシェフになるというからびっくり。絶対、そちらにも伺うからねえ。
コース最初にささみ山葵が出たのは、久しぶりかな?
炭火で焼く茄子は絶品。
料理一品目は、12月だけにクリスマスツリーをあしらった一品。
銀杏
砂肝
焼鳥は鶏肉なのに、卵はうずらなんだよねえ。やっぱり鶏の卵だと串に刺すと思いからかな?(笑)
柚子窯焼き。海老芋のペーストに伊達鶏、合鴨、百合根など。
丸ハツ
どんこ。椎茸もそんなに好きじゃなかったんだけど、炭火で焼くと本当に美味しい。
こちらはコース定番のレバーペースト。お口の中で完成する。
荒巻さんが焼いた鴨。
レバー
どんこの石づき。厳密に言うと茎の部分だけど、これがまあびっくるすほど旨いのだ。
この店のスペシャリテ。毎月中身の変わる手羽。今月は、クワイ。
おみ乃押上では、必ずコースに入っている厚揚げ。こちらでは追加メニュー。毎回、追加している。ものすごく美味しい。そして、こちらのお店の醤油がこれまた美味すぎる。
今回は、コースに無かったせせりを追加。好きな焼鳥TOP3に入る大好きな部位。
こちらもいつもコースにいるのに今日はいなかった薬研軟骨。食感と絶妙な塩胡椒加減がたまらんのだ。
〆の卵そぼろご飯。コース最後のつくねも載ってる。
デザートは、みたらしのバニラアイス。こちらは、荒巻さんがおみ乃神谷町で最初に出したデザートとのこと。勤務最終月に初心にかえるのが心憎い。
今回いただいた日本酒は、こちら。
黒龍の仁左衛門。いや美味しいなあ。体が求めている液体だと、すうぅっと入ってくる。今年一年がんばった自分へのご褒美。(笑)
ご褒美のお替りということで、十四代の龍の落とし子。こちらも体と魂が求めているように、沁みてきた。ちょっと微炭酸を感じる不思議な味わい。
おみ乃 神谷町に毎月通い続けて早2年、これからも通うよー。