柳家三之助独演会 三之助をみたかい? vol.73

久しぶりに落語を堪能してきた。お客さんも一番お馴染みさんが多い落語会なので、みなさんに会えるのもとっても楽しい。

 

あお馬 「野ざらし
三之助 「かぼちゃ屋
三之助 「ねずみ」

 

ゲストは、あお馬さん。活き活きととして明るく、人物描写もお上手で楽しい高座。まくらの話からリズミカルな流れが良いねえ。 三之助師匠の「かぼちゃ屋」は、初めて三之助師匠の落語を聴いた時のネタ。もう20年以上、同じ噺を何度も聴いているのに、その度、与太郎の愛らしさにひきこまれる。個人的には、何のくすぐりも入れず、「三十は、いたちか?」で観客を笑わせることができる噺家が好きだ。 三之助師匠の「ねずみ」の子供も可愛いが、翻弄されつつも芯は揺るがない甚五郎も魅力的。 そして、この会の魅力でもあり、多くの観客が楽しみにしている三之助師匠の長い、長い、長い、長い、まくらは毎度会場大爆笑。

 

三之助師匠の手拭いは、高座の座布団に向かう噺家の足跡を足袋で図案化していて、個人的は全噺家の手拭いの中で最高傑作だと思うのよ。毎年、色が変わるのでコレクションしている。

 

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