ウルトラセブン 第8話「狙われた街」

今日は、録画しておいた「ウルトラセブン」を鑑賞。 名作の誉高い第8話「狙われた街」だ。モロボシダンとメトロン星人がちゃぶ台を介して対峙する不思議な場面で有名だけど、人間が互いに信頼すべき動物というところを逆手に取って悪事を働かさせるという設定、それにラストで強烈なアイロニーを突きつける秀逸な脚本、ゾクゾクするカメラアングルにカメラワーク、夕焼けと煙の中の戦闘シーンとウルトラシリーズのみならずテレビドラマ史上でも傑作の一つだと思う。

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夕闇と煙と雲を効果的に使うことで、普段は吊るしているピアノ線が見えてしまうウルトラホークの飛行シーンも上手に線が消え、むしろ幻想的。