エンドレス・ポエトリー

Amazonプライムで映画鑑賞。 見逃していたホドロフスキーの「エンドレス・ポエトリー」を。 ホドロフスキーらしい不思議な映像とちょっとフェリーニチックなユーモアに魅せられる。

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自分自身を見つめ直す題材は、寺山修司の「田園に死す」を想い出した。 タイトル通り「詩」が重要な役割をしているのだけど、スペイン語を翻訳した字幕は、もはやそれほどの魅力はなく、やはり詩の翻訳って難しい。母親だけ全部台詞がオペラというのが個人的にはツボだった。

むしろ日本語の短歌で表現した「田園に死す」の方がインパクトも強烈で胸に突き刺さったなあ。

それにしても、寺山もフェリーニも、ホドロフスキーもサーカスが出てくる。サーカスってどこか人生の悲哀を感じる。

 

 

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